ゲーミングキーボードを探していると、日本語配列と英語配列のどちらを選べばいいのか迷う場面が多くあります。結論から言うと、普段から日本語配列のパソコンを使っている人には、日本語配列のゲーミングキーボードが扱いやすい選択です。

ただし人気の高いゲーミングキーボードには英語配列モデルも多く、見た目やキー数の違いを知らずに選んでしまうと、記号の位置がずれて入力ミスが増えることがあります。配列の違いを理解しておくことが、失敗しない選び方の第一歩です

この記事では、日本語配列と英語配列の具体的な違いから、ゲーミングキーボードで英語配列モデルが多い理由、そして自分に合った配列の選び方まで、順を追ってわかりやすく解説します。

この記事で分かることは次のとおりです。

  • 日本語配列と英語配列の具体的な違い
  • ゲーミングキーボードで英語配列モデルが多い理由
  • 失敗しないゲーミングキーボードの選び方
  • Windows11でのキーボード配列の設定方法

ゲーミングキーボードの日本語配列と英語配列の違い

ゲーミングキーボードを選ぶ前に、まずは日本語配列(JIS配列)と英語配列(US配列)がそれぞれどのような特徴を持つキーボードなのか、基本から整理しておきます。見た目の違いだけでなく、入力方式との相性も含めて確認していきます。

日本語配列(JIS配列)とは

日本語配列は、日本産業規格に沿って作られた、日本国内でもっとも普及しているキーボード配列です。家電量販店で販売されているノートパソコンやデスクトップパソコンの付属キーボードは、ほとんどがこの日本語配列を採用しています。学校や職場で使うパソコンも大半が日本語配列であるため、多くの人にとって最初に触れるキーボードは日本語配列であるといえます。

普及している理由は、日本語のかな入力に対応したキーや、日本語入力のオンオフを切り替える「半角/全角」キー、変換方法を調整する「変換」「無変換」「カタカナ/ひらがな」といった専用キーが搭載されているためです。これらのキーがあることで、日本語入力の切り替えがスムーズに行えます。

「JIS配列は古い規格ではないか」という声を見かけることもありますが、実務上はほぼすべての国内メーカー製品が日本語配列に対応しており、購入や設定で困る場面はほとんどありません。そのため、普段から日本語配列のパソコンやノートパソコンを使っている人にとっては、ゲーミングキーボードも日本語配列を選ぶ方が違和感なく移行できます。

日本語配列にはキートップにひらがなが印字された「カナあり」タイプと、印字が省かれてすっきりとした見た目の「カナなし」タイプの2種類があります。ゲーミングキーボードでは、海外ブランドのようなシンプルな見た目を保ちながら日本語配列の使いやすさを両立させた「カナなし」の日本語配列モデルも増えており、デザイン性と実用性を両立させたい人からも選ばれています。

英語配列(US配列)とは

英語配列は、アメリカを中心とした英語圏で標準的に使われているキーボード配列です。日本語配列にある「半角/全角」「変換」「無変換」といった専用キーが無く、シンプルなキー構成になっているのが特徴です。

海外メーカーのゲーミングキーボードには、英語配列を基本モデルとして展開している製品が多くあります。記号キーの数が少なく、ホームポジションから手を離さずに主要なキーへ届きやすい配置になっているため、キー配列そのものをシンプルに保ちたい設計思想と相性が良いとされています。世界共通の仕様として大量生産しやすいという製造側の事情も、英語配列モデルが先行して発売される背景のひとつになっています。

一方で、日本語のかな入力を行う場合は、英語配列のキートップにひらがなの表記が無いため、かな入力を多用する人には不向きです。ローマ字入力が中心の人であれば、英語配列でも大きな支障は出にくいといえます。海外のゲーム配信や攻略サイトを参考にすることが多い人にとっては、海外で紹介されている機種をそのまま選べる英語配列に魅力を感じる場面もあるでしょう。

比較項目 日本語配列(JIS) 英語配列(US)
主なキー数 109キー前後 104キー前後
かな入力への対応 対応 非対応
Enterキーの形状 縦長で大きい 横長でやや小さい
対応モデルの傾向 国内メーカー中心に豊富 海外ブランドに多い
購入時の注意点 特に無し(国内標準) 配列表記の確認が必要

日本語配列と英語配列は、単に見た目が違うだけでなく、日本語入力専用キーの有無という機能面の違いがポイントになります。「かな入力を使うかどうか」を基準に考えると選びやすくなります。

JIS配列とUS配列のキー構成比較表

見た目とキー数の違い

実際に店頭やオンラインストアで見比べると、日本語配列と英語配列にはいくつかのわかりやすい違いがあります。まずキー数が異なり、日本語配列は109キー前後、英語配列は104キー前後になることが一般的です。これは日本語入力専用キーの有無によるものです。

Enterキーの形状も大きな違いのひとつです。日本語配列は縦に長く大きなEnterキーが特徴ですが、英語配列は横長でやや小さいEnterキーになります。慣れていないと、Enterキーの押し間違いや隣接するキーとの誤入力が起きやすくなります。

記号の位置がずれる点も見逃せません。「@」や「”」といった記号の配置が日本語配列と英語配列では異なるため、見た目が似ているキーボードでも、実際に打ってみると違う記号が入力されてしまうことがあります。購入前にこの違いを把握しておくことで、届いてから戸惑うことを防げます。

キーの大きさそのものが微妙に異なる点も、意外と見落とされがちです。日本語配列は主要キーの列数が多い分、1キーあたりの横幅がわずかに狭くなる傾向があり、英語配列は逆にキー同士の間隔にゆとりを持たせた設計になっていることがあります。手が大きい人や、タイピング時にキー同士の間隔を重視する人は、この違いも購入前の判断材料に加えておくとよいでしょう。

矢印キーやHome、End、PageUp、PageDownといったナビゲーションキーの配置も、機種によって微妙に異なります。ゲーミングキーボードではこれらのキーをコンパクトにまとめたレイアウトが多く、配列の種類そのものよりも、こうしたナビゲーションキーの配置がプレイスタイルに合っているかを確認しておくことも、快適に使い続けるうえで役立ちます。

日本語配列と英語配列の主な違い4項目

入力方式(ローマ字・かな入力)による向き不向き

配列選びは、ふだんどちらの入力方式を使っているかによっても向き不向きが変わります。日本語をローマ字入力で打っている人は、アルファベットの配置自体は日本語配列も英語配列も大きくは変わらないため、英語配列でも比較的スムーズに移行できます。

一方でかな入力を使っている人は、キートップにひらがなが印字された日本語配列でなければ、どのキーがどの文字に対応するか分からず入力効率が大きく落ちてしまいます。かな入力を使う人にとって、日本語配列はほぼ一択の選択肢になります

ゲーム内チャットやボイスチャットの合間に日本語を素早く打ちたい場面も多いため、入力方式との相性は見た目以上に重要なポイントです。自分がふだんどちらの入力方式で日本語を打っているか、購入前に一度確認しておくと選びやすくなります。もし今のパソコンでどちらの入力方式を使っているか分からない場合は、実際にメモ帳などを開いて日本語を打ってみると、ローマ字入力かかな入力かをすぐに確認できます。

購入前に配列を見分ける方法

ゲーミングキーボードの商品ページには、配列の情報が目立たない位置に書かれていることがあります。商品名や商品説明の中に「JIS配列」「日本語配列」「US配列」「英語配列」といった表記があるかを確認するのが基本です。表記が商品タイトルに含まれていない場合は、仕様欄やスペック表の細かい項目まで目を通すようにしましょう。

表記が見当たらない場合は、商品写真を確認する方法が有効です。キーボードの右下にEnterキーが縦長で大きく表示されていれば日本語配列、横長でやや小さければ英語配列である可能性が高くなります。あわせて「半角/全角」キーが左上にあるかどうかもチェックポイントになります。商品写真が1枚だけで判断しづらい場合は、複数枚の写真が掲載されているページを選ぶと見分けやすくなります。

それでも判断がつかない場合は、購入前に販売ページの質問欄やメーカーの問い合わせ窓口で配列を確認するのが確実です。海外ブランドの製品は英語配列がベースになっていることが多いため、日本国内向けに販売されているかどうかもあわせて確認すると安心です。並行輸入品は英語配列のみのことがあるため、価格が安いと感じたときほど配列表記を入念にチェックしておくと失敗を防げます。実店舗で購入する場合は、店頭の展示機を実際に触って配列を確認できることもあるため、オンラインで判断がつかないときの選択肢として覚えておくとよいでしょう。

ゲーミングキーボードは日本語配列と英語配列どちらを選ぶべきか

ここまでの違いを踏まえたうえで、実際にゲーミングキーボードを選ぶときにどちらの配列を選べばよいのか、メリット・デメリットと選び方のポイントを整理していきます。配列だけでなく、価格帯やキースイッチ、接続方式まで含めて総合的に比較することで、後悔しない一台にたどり着きやすくなります。

日本語配列のメリット

日本語配列のいちばんのメリットは、ふだん使っているパソコンやノートパソコンと同じ感覚で操作できる点です。学校や職場、自宅のパソコンの多くが日本語配列であるため、配列を切り替える必要がなく、指の動きに迷いが生じにくくなります。新しいゲーミングキーボードに買い替えた直後でも、記号の位置を覚え直す手間がほとんど無い点は、日々の作業効率にも直結します。

かな入力ができる点も大きな利点です。ローマ字入力よりもかな入力の方が打鍵数を減らせる場合があり、ゲーム中にチャットを素早く打ちたい人にとってはメリットになります。国内メーカーのゲーミングキーボードは日本語配列を採用している製品が多く、選べる機種の幅が広いのも利点です。

普段使いのパソコンと同じ配列で統一できることは、無意識のうちに発生する入力ミスを減らすことにもつながります。複数のキーボードを使い分ける必要がない点は、見落とされがちですが実用面で大きなメリットです。家族や友人とパソコンを共有する場面でも、配列が統一されていれば誰でも違和感なく使えるという副次的なメリットもあります。

英語配列のメリットとデメリット

英語配列のメリットは、キー数が少なくシンプルな配置になっていることです。余分なキーが無い分、ホームポジションから手を大きく動かさずに主要なキーへ指を届かせやすく、キーストロークを短くできると感じる人もいます。海外の人気ゲーミングブランドには英語配列モデルが多いため、選択肢が広がる点もメリットです。見た目がすっきりとしているため、デスク周りのデザインを重視する人から選ばれることもあります。

デメリットは、かな入力に不向きな点と、Enterキーが小さく押し間違いが起きやすい点です。日本語配列に慣れている人が急に英語配列へ切り替えると、記号の位置がずれていることに気付かず、誤った記号を入力してしまうケースが多く見られます。パスワード入力時に記号がずれて何度も認証に失敗する、といった実用面でのつまずきも起こりやすいポイントです。

英語配列を選ぶかどうかは、ふだんの入力方式や、欲しい機種が英語配列しか用意していないかどうかで判断するのが現実的です。デザインや機能を優先して英語配列モデルを選ぶ人も一定数存在します。しばらく使ってみて記号のずれに慣れてしまえば、以降は違和感なく使い続けられるという声もあり、最初の数日間だけ乗り越えられるかどうかが分かれ目になりやすいといえます。

日本語配列のパソコンと英語配列のゲーミングキーボードを併用すると、Windows側の設定と実際のキー配列がずれてしまい、記号が思った通りに入力できなくなることがあります。配列を混在させる場合は、後述する設定変更もあわせて確認しておきましょう。

ゲーミングキーボードで英語配列モデルが多い理由

ゲーミングキーボード市場を見渡すと、海外ブランドを中心に英語配列モデルが目立ちます。理由のひとつは、記号キーやショートカットキーが使いやすく、ホームポジションを維持しやすいという設計上の特性がゲーム用途と相性が良いとされている点です。

また、英語配列に慣れているユーザーは無駄なキーが少ない分、キーストロークが短くなり操作が速くなると感じる傾向があります。海外市場を主戦場とするメーカーにとって、まず英語配列で製品を展開し、日本語配列は追加のバリエーションとして後から用意する流れも一般的です。

そのため、話題になっている最新のゲーミングキーボードほど、発売直後は英語配列モデルしか選べず、日本語配列モデルは後日追加されるというケースも珍しくありません。欲しい機種が決まっている場合は、日本語配列版の有無を事前に確認しておくとよいでしょう。

近年は状況が少しずつ変わってきており、テンキーレスタイプを中心に、最初から日本語配列を用意する海外ブランドや、価格を抑えた入門向けメカニカルキーボードで日本語配列のフルサイズモデルを展開するメーカーも増えています。以前に比べると、日本語配列のまま選べるゲーミングキーボードの選択肢は広がってきているといえます。

海外の競技シーンで活動するプレイヤーの間では英語配列が使われることが多く、そうした選手が使用しているモデルとして紹介される製品は英語配列である場合が目立ちます。攻略動画や配信で見かけたキーボードをそのまま探すと、英語配列モデルに行き着きやすいことも、英語配列モデルが多いと感じる理由のひとつといえるでしょう。

配列選びの判断フローチャート

選び方のポイント(キースイッチ・テンキー・接続方式)

配列以外にも、ゲーミングキーボードを選ぶ際に確認しておきたいポイントがあります。まずキースイッチの種類です。軽い力で反応する赤軸、クリック感のある青軸、その中間の茶軸など、打鍵感によって向いているジャンルが変わります。反応速度を重視する対戦ゲームでは軽めの赤軸が好まれる傾向があり、タイピングの打鍵感そのものを楽しみたい人には、クリック感のある青軸が支持されやすい傾向にあります。静音性を重視する場合は、打鍵音を抑えた静音赤軸やメンブレン方式のモデルを選ぶという選択肢もあります。

テンキーの有無も重要な確認項目です。テンキーレスモデルはマウスを動かすスペースを広く確保できる一方、数字入力を頻繁に行う人にはテンキー付きモデルが向いています。設置スペースと用途のバランスで選ぶとよいでしょう。デスク上のスペースに余裕が無い場合は、80%サイズと呼ばれるテンキーレスタイプを検討すると、コンパクトさと操作性を両立しやすくなります。

接続方式も見逃せません。有線接続は入力の遅延が少なく安定しており、対戦ゲームなど反応速度を重視する場面で選ばれやすい方式です。無線接続はケーブルの取り回しが不要になる利便性がありますが、選ぶ際はゲーミング向けに遅延を抑えた無線方式かどうかを確認しておくと安心です。Bluetooth接続は複数の機器と手軽に切り替えられる一方、ゲーム用途では専用の無線レシーバーを使う方式の方が遅延を抑えやすいとされています。価格帯についても、エントリーモデルから高価格帯のモデルまで幅広く展開されているため、まずは予算の上限を決めたうえで、その範囲内で配列とキースイッチの条件を満たす機種を絞り込んでいくと選びやすくなります。

ゲーミングキーボード選び方チェック4項目

オンラインストアで購入する場合、商品写真だけでは配列が分かりにくいことがあります。レビュー欄に「日本語配列でした」「US配列だったので注意」といった実際の購入者による記載が無いか、あわせて確認しておくと失敗を防ぎやすくなります。

価格帯別に見る日本語配列ゲーミングキーボードの選び方

日本語配列のゲーミングキーボードは、価格帯によって選べる特徴が変わります。エントリーモデルは5,000円前後から購入できる製品もあり、赤軸などの標準的なメカニカルスイッチを搭載した日本語配列フルサイズモデルが中心です。初めてメカニカルキーボードに挑戦する人は、まずこの価格帯から試してみると失敗しにくくなります。あわせて防水・防塵仕様や、飲み物をこぼしてしまったときの対策が施されたモデルかどうかも、長く使ううえで確認しておきたいポイントです。

中価格帯になると、日本語配列を採用したテンキーレスモデルが選択肢に増えてきます。デスクスペースを抑えつつ、打鍵感やキー荷重の異なる複数のスイッチから選べる製品が多く、ゲーム用途と日常のタイピング用途を両立させたい人に向いています。ロータリーノブや専用ソフトウェアによるマクロ設定に対応したモデルも、この価格帯から登場し始めます。バックライトの発光色やパターンを細かく調整できる製品も増えており、見た目のカスタマイズ性を重視する人にも選びやすい価格帯です。

高価格帯には、磁気式のホールエフェクトスイッチを搭載した日本語配列モデルなど、応答速度や耐久性を追求した製品もあります。価格は上がりますが、キーの反応距離を細かく調整できるなど、競技志向のゲームで有利に働く機能が搭載されていることがあります。予算と求める性能のバランスを考えながら、価格帯ごとの特徴を比較してみてください。

価格帯にかかわらず、保証期間やサポート体制も確認しておきたいポイントです。ゲーミングキーボードは長時間の使用が前提になる製品のため、万が一の不具合に備えて、購入店やメーカーの保証内容を事前にチェックしておくと、トラブル時にも落ち着いて対応できます。

Windows11で配列を設定・切り替える方法

キーボードを接続してもキーと画面表示がずれる場合は、Windows11側の設定が実際のキーボードと合っていない可能性があります。特にゲーミングキーボードを新調した直後は、接続してすぐに使い始めてしまい、配列設定を見直さないまま気付かず使い続けているケースも少なくありません。設定を確認するには、「設定」から「時刻と言語」を開き、「言語と地域」の中にある「優先する言語」で日本語の「オプション」を選択します。

表示された画面で「キーボードレイアウト」の項目にある「レイアウトを変更する」を選び、「ハードウェアキーボードレイアウトの変更」から、実際に使っているキーボードに合わせて「日本語キーボード」または「英語キーボード」を選択すると、記号の入力ずれが解消されます。

複数の配列を切り替えながら使いたい場合は、Windowsキーとスペースキーを同時に押すことで、インストール済みのキーボードレイアウトを順番に切り替えられます。設定を変更しても記号のずれが直らない場合は、一度パソコンを再起動すると反映されることがあります。設定を変更したのに一部の記号だけ元に戻らないという場合は、使用しているゲーミングキーボード専用のソフトウェアで、キー割り当てが独自に上書きされていないかもあわせて確認すると解決につながることがあります。

まれに、キーボード本体は日本語配列なのにWindows側の設定が英語キーボードのままになっていて、記号がずれて表示されるケースもあります。逆に英語配列のキーボードを日本語キーボード設定のまま使っていることに気付かず、長期間ずれた記号入力に悩まされている人も見られます。購入後に一度、実際に記号キーを一通り打ってみて、意図した記号が表示されるか確認しておくと安心です。

ノートパソコン内蔵キーボードと外付けゲーミングキーボードで配列がずれる場合

ノートパソコンに外付けのゲーミングキーボードを接続して使う人も多いですが、このとき内蔵キーボードが日本語配列で、外付けのゲーミングキーボードが英語配列だと、Windows側の設定がどちらか一方に偏ってしまい、もう一方で記号がずれるという現象が起こります。

この場合は、Windowsの設定にある「キーボード」の項目から、外付けキーボードを個別に認識させたうえで、それぞれのハードウェアキーボードレイアウトを正しく設定し直す必要があります。設定を1つに統一できない場合は、外付けキーボードを使うときだけ内蔵キーボードを無効化する、あるいは常に同じ配列のキーボードだけを使うようにすると、記号のずれによる混乱を避けやすくなります。デバイスマネージャーからキーボードドライバーを一度更新すると、認識がうまくいかない場合の改善につながることもあります。

複数のキーボードを使い分ける予定がある人は、購入時点で内蔵キーボードと同じ配列のゲーミングキーボードを選んでおくと、こうした設定の手間そのものを減らせます。外出先でノートパソコンだけを使う場面と、自宅でゲーミングキーボードを使う場面が両方ある人は、日本語配列に統一しておくと、環境が変わるたびに入力感覚を切り替える負担を減らせます。

まとめ|ゲーミングキーボードの日本語配列選びで失敗しないために

ゲーミングキーボードの日本語配列は、ふだん日本語配列のパソコンを使っている人や、かな入力を活用したい人にとって扱いやすい選択です。一方で、海外ブランドの人気機種には英語配列モデルも多いため、欲しい機種の配列表記を購入前に必ず確認することが失敗を防ぐポイントになります。

キー数やEnterキーの形状といった見た目の違いに加え、キースイッチやテンキーの有無、接続方式まで含めて比較すると、自分のプレイスタイルに合ったゲーミングキーボードを選びやすくなります。配列が合わないと感じたときは、Windows11側の設定を見直すことで解消できる場合もあります。

購入前には商品ページの配列表記と商品写真を必ず確認し、表記が見つからない場合は販売元へ問い合わせるくらいの慎重さがあると安心です。価格帯や保証内容、キースイッチの種類まで含めて比較検討すれば、長く付き合える一台に出会いやすくなります。日本語配列と英語配列、それぞれの特徴を理解したうえで、後悔のないゲーミングキーボード選びを進めてみてください。

ゲーミングキーボードの日本語配列に関するよくある質問(FAQ)

Q1. ゲーミングキーボードに日本語配列のモデルはありますか。

A. 国内メーカーを中心に、日本語配列を採用したゲーミングキーボードは多数販売されています。海外ブランドの人気機種でも、日本市場向けに日本語配列版が追加で用意されることがあります。テンキーレスの日本語配列モデルや、価格を抑えた入門向けのフルサイズ日本語配列モデルも増えているため、購入前に商品ページの配列表記を確認しましょう。

Q2. 英語配列に変えるとゲームが有利になりますか。

A. 英語配列はキー数が少なくシンプルな配置になっていますが、ゲームの勝敗に直結するほどの差ではありません。ホームポジションを保ちやすいと感じる人がいる一方、日本語配列でも操作に支障が出るわけではないため、好みや入力方式で選んで問題ありません。配列よりも、キースイッチの反応速度や自分の手に合ったサイズを優先して選ぶ方が、実際のプレイ感には影響しやすいといえます。有利不利で迷うよりも、まずは自分が使い慣れた配列を選び、操作に集中できる環境を整えることを優先するとよいでしょう。

Q3. 日本語配列と英語配列は途中で切り替えられますか。

A. Windows11の設定でハードウェアキーボードレイアウトを切り替えることで、表示上の対応は可能です。ただしキートップの印字は変わらないため、物理的な配列と設定を一致させて使うのが基本になります。異なる配列のキーボードへ買い替える場合や、複数台のキーボードを併用する場合は、その都度設定を見直し、記号キーを実際に打って確認する習慣をつけておくと安心です。

Q4. 日本語配列のゲーミングキーボードを選ぶときの注意点はありますか。

A. 商品ページに「JIS配列」または「日本語配列」の表記があるかを必ず確認してください。表記が無い場合は、Enterキーの形状や「半角/全角」キーの有無が写っている商品写真で判断し、不明な場合は販売元へ問い合わせると確実です。並行輸入品やセール品は英語配列のみのことがあるため、価格の安さだけで判断せず、配列表記とレビューの内容もあわせて確認してから購入することをおすすめします。

配列選びで迷ったときは、まず自分がふだん使っているパソコンの配列を基準に考えると失敗しにくくなります。かな入力を使うなら日本語配列、割り切って英語配列に挑戦したいなら海外ブランドのモデルもあわせて検討してみてください。

キーボードの配列そのものについてさらに詳しく知りたい人は、キーボード配列はなぜバラバラ?理由と選び方を解説!もあわせて参考にしてください。配列の位置を早く体に覚えさせたい場合は、キーボード配列の覚え方は?最短で身につくコツを解説!の記事も役立ちます。あわせてゲーミングマウス選びで迷っている人は、トラックボールはゲーミングマウスになる?選び方を解説!も参考になります。

配列の規格そのものについてはPFU「JISキーボード(日本語配列キーボード)の基礎知識」で詳しく解説されています。購入前に配列表記を確認する際はIT用語辞典 e-Words「JIS配列(JISキーボード)とは」も参考になります。Windows11での設定手順はMicrosoft公式サポート「Windowsで言語とキーボード/入力レイアウト設定を管理する」で確認できます。

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